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2014.07.01
Vol.76 〈記念日〉

それは1本のメルマガから始まりました・・・昨年の4月22日に、人間学を学ぶ月刊誌『致知』のメルマガ記事に目が点になりました。「【草むしり】を天職として、商売なさっている方がいるんやぁ~♪♪♪」群馬県は高崎市の株式会社 草むしり 宮本成人社長の記事でした。その後直ぐに、『致知5月号』が届き【草むしりを天職に生きる】と題しての記事に釘付け…回顧録として原文のまま…

「草むしりを天職に生きる」  宮本成人
私が群馬県高崎市に株式会社草むしりを立ち上げたのは2009年、44歳の時でした
当時、周りからは「いまさら独立?」「なんで草むしり?」「そんなことで生計がなりたつのか?」と反対されました。ノウハウも人脈もないゼロからのスタート。それでも私が起業した理由はただ一つ。何をしたらいいのか分からない、本当にやりたい仕事が見つからない・・・。そういう方々に草むしりという一見なんでもないようなことでも職業としてやっていけるということを伝えたい。その一念でした。
かくいう私自身、これまでに8回も転職を繰り返し、20年以上も悶々とした辛い時期を過ごしてきました。大学卒業後、地元の大企業に就職したものの、没個性に陥ってしまう事が耐えられず2年で退職。その後、大学時代に日本拳法で全国一位になった経験から、日本拳法協会海外指導普及員として2年間カナダに勤務。帰国後は知人の紹介で長野オリンピックの招致の仕事にも携わりました。そして26歳の時、ケンタッキーフライドチキンのフランチャイズに入社。そこで接客のいろはを一から叩き込まれ、数年後には店舗のマネジメントを任されるようにまでなりました。そんな私に転機がおとずれたのは37歳の時。
ケンタッキーが1年間で最も忙しいのは12月23日~25日のクリスマス期間。その3日間の売り上げで、全国約1000ある店舗のうち、私が店長を務める店舗が日本一を成し遂げたのです。その後もいくつかの店舗で好成績を叩き出した私は独立しようと思い立ち、翌年3月にケンタッキーを退職。貯金をはたいてフランチャイズの加盟金を支払い、店舗立ち上げに向けて勇んでいました。
ところが、です。物件探しに不動産屋さんを回っても、肩書きも何もない無職のド素人に何ができるんだ、と白い眼で見られ全然相手にしてもらえない。周りからも「どうするんだ」と急き立てられ、挙げ句の果てには自分には無理・・・と、何もせずギブアップしてしまったのです。売り上げ日本一になれたのは自分の力ではない。ケンタッキーというブランドや周りの社員やアルバイトさんが支えてくれたからに他ならない。伸びきっていた天狗の鼻をへし折られた瞬間でした。人と話すことも儘ならず、呼吸をするのがやっとの状態。半年ほど引きこもり生活が続き、ようやく働き始めたものの、またしても職を転々とする日々。そんな時、友人から突然電話がかかってきました。「宮本、ちょっとアルバイトしない?」
それは植木屋さんでのバイトでした。最初は全く乗り気ではなかったのですが、親方の言われるがままに作業をしていると、庭は綺麗になる、お客様からは喜んで感謝していただける自分は汗をかいて清々しい。なんと素晴らしい仕事だろうか。これこそ自分にとっての天職だ!と感動が込み上げてきました。「じゃあ、草むしりを仕事にしてみたら」友人のこの言葉に触発され、起業を決意。8回もの転職を繰り返した果てにようやく掴んだ天職――。
しかし、見込みのない収入、増える負債、孤独な毎日・・・。起業は自分との闘いでした。まずは自宅のプリンターでチラシをつくり、周辺の個人宅を中心にポスティングを開始。
私に起業を勧めてくれた友人と月2回、朝5時からミーティングを行い、何月何日にどこの町で何枚チラシを配って、どれだけの依頼があったのかを記録していきました。当時は一週間のうちに1件依頼があれば上出来でした。どうにか変われるきっかけが欲しいと思い、鍵山秀三郎先生の「掃除に学ぶ会」やその他いろいろな勉強会にも参加しましたが、一向に状況は変わりませんでした。
それからしばらく経ったある日のこと。いつものようにパソコンで集計をしていると、50枚チラシを配ると1件受注があるということに気づいたのです。先の見えない不安に押しつぶされそうになっていた私に小さな希望の光が射した瞬間でした。それまではモチベーションが上がらず20枚や30枚しか配っていない日もありましたが、とにかく数を増やせばいい。努力した分だけ結果がついてくる。そのことだけを信じ、とにかく行動あるのみと、朝から晩まで靴のかかとがすり減るくらい配り続けました。
こうして一年目で目標としていた受注数百件を達成。徐々にお客様を増やしていき、現在では従業員6人、顧客登録数も500件を上回るまでになりました。
私はこれまで幾度となく失敗を繰り返してきました。それでも決して心が折れなかったのは、二つの言葉が私えを支えてくれたからだと思っています。

一つは「なんでもないようなことをコツコツ続けていくことで道は拓けてくる」という鍵山先生の言葉。もう一つはあるテレビ番組を見ていた時に靴職人の山口千尋さんがおっしゃっていた「挑み続ける者だけが頂に立つ」という言葉です。
いま振り返ると、どんなに辛くても足を止めることなく、地道に歩み続けてきたからこそ、あの時神様が「50件に1件の受注がある」と気づかせてくださったのではないかと感じずにはいられません。
どんなに失敗や挫折を経験したとしても、挑戦し続けることで誰しも天職を見つけることができる。それを一人でも多くの若者に伝えるべく、私はこれからも挑み続けていきます。
(みやもと・しげと=㈱草むしり社長)

この『致知』の記事と出逢い・・・即行、群馬は高崎の宮本社長にアポイントを取り(昨年の)5/1に初めてお出逢いできました。そこから話しはトントン拍子…自ら志願し弟子入りし…まるまる6月いっぱい修行させていただき【草むしりマイスター】の称号を頂戴し
7月1日をもって『草むしり.com滋賀』が産声をあげました。。。
あれから早いもので・・・あっと云う間の1年でした。7/1のキックオフに間に合う様に修行中に同時進行で作成しておりました、チラシ配りからスタート…
1年経った今でも…未だにコツコツコツコツコツ。。。です。
いいんです・・・コツコツで・・・終いにコツンッと当たってくれれば・・・
「50件に1件の受注がある」の宮本社長のお言葉を信じ、愚直に真面目にコツコツ取り組んで参りたいと考えております。
そしてそして3周年5周年7周年10周年15周年20周年30周年。。。と、身体の続くかぎりこの草むしり事業を育て継続して行ける様に精進して参ります。
この1年間も色々な方々との出逢い・ご縁がありました。
お庭のお困り事をご依頼頂いたお客様はもちろん…宮本社長はじめ、㈱草むしりのスタッフの皆さん…同根異種、全国の宮本草むしりファミリーの皆さん。。。多岐に渡り、ご指導頂いている先生方。。。弊社スタッフに草むしりと云うリヤカーの後押しをしてくれている家内(ちなみに家内は1周年記念(祈念)と云う事で現在、群馬に草むしりマイスターの資格を取得すべく修行に行っております。ダブルマイスターでさらにパワーアップ、進化して参ります。)に感謝感謝感謝感謝感謝。。。

感謝合掌。


 
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