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2008.05.30
Vol.4 <束脩>

 ご縁ありまして、岐阜県・ 池田町 の株式会社タニサケの松岡会長に可愛がってもらっています・・・。

潟^ニサケとは・・・
ゴキブリ駆除剤「ゴキブリキャップ」を中心に医薬部外品の製造・販売をされています。
詳しくは【ゴキブリだんごの秘密】サブタイトル「なぜ売れるのか、なぜ高収益か」PHP より出版 1,300 円 ) を是非、読んで下さい。
 社員さん、さわやかさん ( タニサケさんではパートさんをこう呼んでいます ) 全員が知恵を絞り
徹底した社風を実現、日本全国から視察や勉強にやってくる経営者があとを絶たない・・・
あのトヨタを凌ぐ利益率を実現した日本一の知恵(向上)工場なのです。
幸せな事にその取締役会長の松岡浩氏にご縁を頂戴し、我々、中小零細企業が生き残る 知恵を薫陶、頂いております。

表題の束脩も一番に教えて頂き感動いたしましたので、ここにご紹介させて頂きます。
松岡会長の了解を得ましたので会長の書き下ろし原文のまま・・・

束脩(そくしゅう)
最近は、各地で多くのセミナーが開催されるようになりました。
その時に、ほとんどの人が講師の先生に手土産を持っていきません。
でも、一方では、芸事を習う場合、今も当然のごとく、そのことが行われていて日本の風習の一つになっています。
有料のセミナーであれば、手土産なしでもよいのですが無料で教えを受ける場合、少なくともなにがしかの心配りが必要です。
  当社では無料の体験塾である「タニサケ塾」を毎月開催していますが、その時に手土産を持参する人はわずかです。
もちろん、手土産を持ってこないからといって差別することはありません。
しかし、折角、経営や人生を学ぶ塾を提供しているので次のように塾生に語っています。
「社長自らが参加する時は手土産の必要はありません。しかし、社員を参加 させる時は手土産を持たせるのが社員に対する社長の心配りであり、それは参加する社員自身に、教えを受けるという心構えを作ることにもなるのです」と。

論語にある 束脩(そくしゅう) とは「束ねた乾肉の意味で、中国の古代、初めて入門する時、手軽な贈り物として持参」と広辞苑にあります。
             教えを受ける謙虚さを示す、ささやかな贈り物の束脩は
              『日本のゆかしい文化』として伝えていきたいものです。


 

 
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